幼稚園、こども園の違いは?どっちがいい?保育所型こども園から転園♪
こんにちは
息子達の将来を思うと、少しでも良い教育環境を用意してあげたいと思い悩んでいる“なーママ”です
そこで、今日は保育園型こども園から私立幼稚園に転園させたことを書きたいと思います
幼児教育施設の種類と認定
世の中には、
- 保育園
- こども園
- 幼稚園
とあります
そして、
- 第1号認定
- 第2号認定
- 第3号認定
と3種類に認定されます
種類
まず、
- 保育園とは
子どもの親が働いていたり、病気などの理由で子どもを十分に保育できないという理由で、家庭に代わって子どもを保育する場所です
厚生労働省が監督しています
- 幼稚園とは
「学校」の位置づけになっていて、その定義は、「満三歳以上未就学の希望する幼児が、1日に4時間程度教育を受けるところ」です
幼稚園は教育を受ける機関です
文部科学省が監督しています
- こども園とは
従来の保育園や幼稚園の枠組みを超え、就学前の子どもを対象に保育と教育を一体的に行う施設です
認定
- 第1号認定
「保育が必要な事由」に該当しない満3歳以上の未就学児が、教育標準時間で通園する場合
- 第2号認定
「保育が必要な事由」に該当する満3歳以上の未就学児が、保育認定としての標準時間や短時間で通園する場合
- 第3号認定
「保育が必要な事由」に該当する満3歳未満の未就学児が、保育認定としての標準時間や短時間で通園する場合
“なーママ”のケース
私は専業主婦なので、第1号認定です
4月生まれなので、丸一年間こども園に2歳児クラスとしてお世話になりました
そして、次の4月から年少さんとして、幼稚園に入園(転園)することにしました
こども園の種類と特徴
こども園にも種類あります
- 幼保連携型
- 幼稚園型
認可幼稚園が、保育が必要な子どものための保育時間を確保するなど、保育所的な機能を備えて認定こども園としての機能を果たすタイプ
- 保育所型
認可保育所が、保育が必要な子ども以外の子どもも受け入れるなど、幼稚園的な機能を備えることで認定こども園としての機能を果たすタイプ
- 地方裁量型
専業主婦が保育所型こども園に通った感想
長男が通っていたこども園は、元保育園からこども園に変わった保育所型でした
メリット
- 親がすることが極力ないように、園が色々してくれる→行事の手伝いやPTAや役員等がない
- トイレトレーニングやお箸の持ち方、薬を飲ましたり、塗ったりまでしてくれる→服の脱ぎ着の仕方や、服の畳み方まで教えてくれる
- 夏休みや春休み等が無く、ほぼ一年間ずっと預かってくれる
- お勉強も、数字、ひらがな、英語、体育、クッキングと家で何も教えなくても、出来るようにしてくれる
- 給食、おやつがとてもしっかりしていて、栄養がそれだけで足りるように作られている→毎日おやつの時間は牛乳を飲む
- 1クラス当たりの先生の数が多い→子供15 人に4人の先生が付いていました
デメリット
- 働いているママの子と、専業主婦の子は帰る時間が違うので、我が子が帰った後にも、皆がお歌の練習を始めたり、発表会の練習をする(5時までいる子を標準に、プログラムが組まれている)
- 働いているママの子は帰宅が遅くなり、就寝時間も遅くなるので、年中までお昼寝がある→我が子は、毎日8時までには寝るので、1度もこども園でお昼寝しませんでした
- 朝も帰りも他の子達と登園時間が専業主婦の子は異なる為、毎日遅刻と早退を繰り返してるような感覚になる
- 働いているママと専業主婦が送迎時間が違う為、会うことがなく、ママ友ができない
- 37.5℃までは、どんなに子供がしんどくても預けるのがスタンダードなので、すぐに風邪をもらってくる
転園させた理由と転園してみて…
理由
- お昼寝
本人は、とてもこども園が大好きだったのですが、やはりお昼寝の時間は退屈だったようです
2歳児クラスでは、毎日2時間お昼寝の時間があり、その2時間の間、静かに布団に寝転びながら時間をやり過ごしていたようです
園の方針で、眠れなくても、寝転ぶだけでも午前中の疲れが取れるということでした
が、私自身も3歳児クラス(年少)まで保育園に通っていて、保育園の記憶は、眠れない時の天井の柄でした…
- 帰宅時間
また、学年で専業主婦の子は、我が子1人であった為、1人だけ早く帰るのが嫌だったそうです
我が子だけ早く帰る理由を子供に聞かれて、「ママは働いてないからだよ」と言うと、
「ママが働いてくれたら、5時までこども園にいれるのに‼︎」と言われてしまい、そこから、よく「ママが働いてくれたら、〇〇なのに〜」と言われる様になってしまいました
働いていない事にもともと少し負い目があった為か、その言葉はとても“なーママ”の心にずしーんと来て、同じ専業主婦がいる環境を求めてしまいました
転園してみて…
- 行き帰り
全員が、同じ時間に行き、同じ時間にさようならをすることがとてもしっくり来るようで、帰る時にグズグズ言わなくなりました
また、私自身も、行き帰りにママさん達と少しお話することで、幼稚園の情報や様子を知れたり、井戸端会議で大人と話が出来る喜びを味わえています
(夫も帰りが遅く、大人と話ことがほとんどない私にはとっては、リフレッシュできます)
- 課外教室
幼稚園終了後の課外教室が沢山あり、同じ幼稚園の子と、同じ習い事を、通い慣れた空間で出来ることはとても子供にとって、ストレスが少ない様です
水泳は、ずっと違う場所で行っていたのですが、ばればれの仮病を使って休もうとすることが多々ありましたが、幼稚園の水泳教室に変えてからは喜んで行っています
- 親の負担
PTAや行事の手伝いがあったり、平日の行事や参観があったりと、なにかと親が園に行く機会が沢山あります
園でのかばんや用品は、指定の大きさで手作りしなくてはいけない等、保育所型こども園にはなかった負担が沢山あります
また、お弁当があったり、おやつを食べさせたい人は、自分で用意してもたせなくてはならなかったりと、手がかかります
- 幼稚園はあくまでも教育機関
オムツは外れているのがスタンダードであり、お箸や服の脱ぎ着も家で練習して、出来ること前提で、幼稚園があります
親が、家庭で教育、育児をしっかりしている前提で、全てが進みます
1クラス30人に対して、年少で先生2人、年中以降は先生1人で、保育所型こども園の時の様な先生との密な関係はなかなか難しいです
先生が話しかけた事に対して、大勢で解答するといったやりとりです
こども園時代は、我が子の話をしっかり聞いて、先生との対話を楽しむ時間が沢山ありました
なので、保育所型こども園の方が、その子らしさ、個性が伸び伸びと成長したのではないかなと感じています
- こども
保育所型こども園には、受験といっても形ばかりの為か様々な家庭の子がいるからか、色んな子がいました
すぐに叩く子や噛み付く子などもいて、一時はその子が嫌で我が子は園に行きたがらずに、心配しました
幼稚園には、そのような暴力をふるう子は受験で不合格になるのか、なぜかいませんでした
親が、ちゃんと友達を叩いてはいけない等と家庭で教育されている環境の子ばかりだからでしょうか⁉︎
まとめ
楽なのは、確実に保育園型こども園です
給食もおやつも園内調理でとっても美味しいし、3時のおやつは、夕食が遅くなる子供達のために、お好み焼きや焼き飯、うどん等と軽食で、栄養も計算されていて完璧!!
長期休みもなく、親が参加する行事もほとんどありません
もちろん、PTAや発表会の衣装作りまで全部先生方がやってくれ、オムツ外しからお箸の持ち方、薬を飲ましてくれたりと、至れり尽くせりでした
幼稚園では長期休暇があったり、お弁当の時間が大変ですが、似たような家庭環境の子が沢山いて、いい意味でも悪い意味でも統一感があります
本当に、転園させた今でも、どちらが良かったかはわかりません
どちらも一長一短なので、とっても難しいのですが、転園させたからには、幼稚園で息子には楽しく成長していって欲しいと願っています♪
少しでも、保育園、こども園、幼稚園で迷っている方の参考になればと書かせて頂きました